IT業界で働くエンジニアの中には、将来のキャリアパスとしてデータサイエンティストを目指したい人もいるでしょう。データサイエンティストになるためには、どんなスキルが必要なのでしょうか?
データサイエンティストとは、大量のデータを取り扱うエンジニアのことで、IT業界ではたくさんの分野で高いニーズがあります。特に近年ではAI開発が進められており、ビッグデータを取り扱えるエンジニアのニーズが高まっています。もしも将来はデータサイエンティストとして活躍したいというエンジニアは、どんなスキルを修得すれば良いのでしょうか?
必要なスキルの1つは、プログラミングスキルです。ビッグデータの取り扱いにおいてはR言語やRStudioなどの言語が良く使われていますが、これは統計学に特化して開発されたもので、決して簡単ではありません。そのため、早い段階から学習を始めるのがおすすめです。
もう一つ、Pythonも取得しておきたい言語です。ビッグデータのニーズが高いAI分野では、この言語が多く使われているため、習得しておけばAI分野でも活躍できるチャンスが期待できそうです。
そのほかに必要なスキルは、統計学に関する知識です。データ分析のメソッドを理解したり、データ分析を行うソフトを使いこなせると良いでしょう。
また、ビジネススキルも該当します。論理的思考に基づいて判断できるスキルに加えて、プレゼンや資料作成スキルなども必要不可欠です。
データサイエンティストは他の職種の人とコミュニケーションをとる機会が多いため、コミュニケーションスキルやビジネスに関する理解なども必要でしょう。